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『8マン ザ・ベスト 復刻全扉集』

 走れ8マン 弾よりも速く・・・
 あの懐かしの雄姿がよみがえる!


8マン ザ・ベスト

講談社から「8マン」のトビラ絵集が発売されます。

漫画のトビラ絵は作品の「顔」であり、作者も力を入れて描いています。
しかし、連載作品がまとめられて単行本になると、
ほとんどの場合、トビラ絵は割愛されてしまいます。

1989年から90年にかけて、リム出版から
『完全復刻版8マン』全7巻が出版されていますが、
「完全復刻」と言いながら、ここでもトビラ絵はカットされています。

このリム出版版と今回のトビラ絵集を合わせて
ようやく、「8マン」の全作品を見ることができます。

 (ただし、『週刊少年マガジン』連載の最終回だけは
  アシスタントの楠高治(くすのきたかはる)による代筆のため、
  リム出版版にも収録されていません。)

今回のトビラ絵集、かつての『少年マガジン』の表紙を彷彿させる装丁で
あらすじや登場人物の紹介などもあり、楽しみな1冊です。


なつかしの人気者8マンの扉絵と表紙を復刻!
「8マン」の全扉絵106点と表紙5点を復刻掲載。あらすじと登場人物、8マンの秘密を紹介。おまけに「8マン事典」「8マンびっくりカード」も復刻掲載。
 
扉絵集、106点と表紙絵5点
連載作品 怪人ゲーレン、サタンの兄弟、怪力ロボット〇〇七、光線兵器レーザー、超人サイバー、人間ミサイル、火の玉作戦、魔女エスパー、超人類ミュータント、魔人コズマ
その他の読み切り作品10作品の扉絵。
 あらすじを追いながら登場人物(マンガ本文のカットを抜粋)を紹介していきます。
 8マン誕生のいきさつ、特殊能力など強さの秘密、弱点などをマンガ本文から抜粋して、紹介します。
「おまけ」として、復刻した「8マン事典」と「8マンびっくりカード」を併禄。当時の『少年マガジン』の表紙をイメージしたデザインとしました。

(復刊ドットコム ホームページより)




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漫画・桑田次郎 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑

浦沢直樹「PLUTO」 ゼロ年代の50冊

朝日新聞10月10日号の読書欄で
「ゼロ年代の50冊」のシリーズの1冊として
浦沢直樹の「PLUTO」が取り上げられています。

プルートウ
プルートウ


本の目利き 151人のベスト5
 「ゼロ年代の50冊」はアンケートで選びました。新聞や週刊誌で書評を執筆している方に、2000~09年の10年間に出た本の中からベスト5を挙げていただきました。317人にお願いし、151人から回答が寄せられました。ベスト5を5点~1点と点数化し、順不同はそれぞれ3点で集計しました。
 ジャンルを問わず挙げてもらったため、ノンフィクション、小説、評伝など作品の範囲は多岐にわたりました。タイトルが挙がっただけでも約620冊にのぼります。

(朝日新聞ホームページより)



紙面では「巨匠と天才の幸福な出会い」と評しています。
浦沢直樹を「天才」としてしまうことには若干の違和感を覚えますが、
 (「天才」というより「職人」という感じ)
小説や評論などと並んでも遜色のない作品であることには
まちがいありません。
50冊に選ばれたのは、漫画では「PLUTO」だけなのです。

「PLUTO」は2003年から2009年にわたって
『ビッグコミックオリジナル』に連載(隔号掲載)されました。
全65話、単行本にして全8巻の長編です。

手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」。
その中でも人気の高かったエピソードが「地上最大のロボット」です。
 (『少年』連載時のタイトルは「史上最大のロボット」)
浦沢直樹は、そのエピソードを原案として、
原案ではわずか数ページで消えてしまうゲジヒトを物語の中心に置き、
単なるリメイクではなく、新たな物語を作り上げました。


ゲジヒト
ゲジヒト


この作品を読む楽しみのひとつは、
浦沢直樹が「鉄腕アトム」のキャラクターを
どのようにデザインしているかということです。

お茶の水博士やヒゲオヤジはもちろんのこと、
名脇役としておなじみの田鷲警部や中村課長までが
浦沢のキャラクターとして、
しかし、原作のイメージを壊すことなく描かれています。


お茶の水博士
お茶の水博士(と、ワンワンパトカー?)


ヒゲオヤジ
伴先生(ヒゲオヤジ=「MONSTER」のライヒワイン)


天馬博士
天馬博士


田鷲警部・中村課長
田鷲警視(手塚版では警部)と中村課長


ウラン
ウラン


愛蔵版第7巻の別冊付録に
「PLUTO設定画集」が付いています。
その中に初期段階のアトムのデッサンがありますが、
これを見たときには、失礼ながら笑ってしまいました。
これではできそこないの忍者ハットリくんです。


アトム初期設定
初期段階のアトム(「PLUTO設定画集」より)
 (「ハットリくんに似ていますね」「よくそう言われます」)


手塚プロに使用許可のお願いに行った時、
手塚眞さんが「浦沢さんの絵で描いてください」と言ったとのこと。
無理に手塚タッチのアトムにしていたら、
まったく別の作品になっていたのではないでしょうか。
 (それはそれで、ちょっと読んでみたい気もしますが……)。

天馬博士がわが子トビオに似せて作ったロボット、
おそらく外見上は人間の子どもと何ら変らなかったことでしょう。
それを浦沢直樹のアトムとして、うまくかたちにしていると思います。


アトム
アトム


悪役で有名なスカンク草井やヘック・ベンも
出てくれないかなと期待していたのですが、
残念ながらそれはなかったですね。


プルートウと戦うロボットたちにも
それぞれのエピソードを持たせ、
原作の雰囲気を残したうえで、
あらたなキャラクターとして登場させています。


モンブラン
モンブラン


ノース2号
ノース2号


ブランド
ブランド(戦闘用スーツ)


エプシロン
エプシロン


ヘラクレス
ヘラクレス(戦闘用スーツ)


ボラー
ボラー


ほかにも惑星改造ロボット(ガロン)とか
反陽子爆弾(W3(ワンダースリー))とか、
手塚ファンにとってはなじみのことばも出てきます。


そして、はっきりそれとは現わされてはいませんが
青騎士(ブルー・ボン)も登場しているのです。

「鉄腕アトム」のエピソードの中で、
「地上最大のロボット」と並んで人気のあるのが「青騎士」。
「PLUTO」の中では殺人を犯したとされているロボット、
ブラウ1589がそれです。

「ブラウblau」は「青」、
「1589」は西暦1589年、フランスのブルボン王朝の誕生の年、
そして胸に刺さった大きな槍、まさに青騎士です。


ブラウ1589
ブラウ1589


「PLUTO」は原案に流れる思想を損なうことなく、
「鉄腕アトム」を知らない者も、
よく知っている者も楽しめる作品になっています。

手塚ファンにとって、手塚作品を他の漫画家が変にいじってしまうことは、
手塚漫画に対する冒涜のようなものです。
熱烈な手塚ファンであり、手塚漫画を理解し、
そして「20世紀少年」や「MONSTER」などの
優れた作品を生み出した浦沢直樹だからこそ
許されるのではないでしょうか。


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鉄腕アトム復刻大全集 ユニット5

予約していた「鉄腕アトム復刻大全集」のユニット5が届きました。

ユニット5は、『少年』1964年3月号から1965年9月号までの作品を収録。
「地球最後の日」、「史上最大のロボット」、「ロボイド」、
「ロビオとロビエット」の4作品です。


アトム復刻①
※本誌復刻 1964年12月号「史上最大のロボット」 (クリックで拡大)


この時期は、「アトム」ブームが最高潮の時代ではなかったでしょうか。

アニメのアトムも好調で、劇場版「鉄腕アトム・宇宙の勇者」も公開されました。
友人と近所の映画館に見に行ったのを覚えています。

光文社からはカッパ・コミクスの『鉄腕アトム』も毎月発行されていました。

手塚自身もおそらく好調の時期だったのではないでしょうか。

「史上最大のロボット」(単行本では「地上最大のロボット」と改題)は
アトムの中でも、もっとも人気のあるエピソードのひとつとなりました。

2003年から浦沢直樹が『PLUTO』としてリメイクし、
再び話題になっています。


アトム復刻②
※別冊付録復刻19冊 (こうして並べると圧巻です)


アトム復刻③
※特別付録 「鉄腕アトム いろはかるた」実物大復刻版


「鉄腕アトム復刻大全集」もあとユニット6を残すだけとなりました。
ユニット6は12月発売予定。
いよいよ青騎士の登場です。


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水木しげる「テレビくん」

かつて『てづかマガジンれお』という月刊誌がありました。
虫プロ商事発行の子ども向け漫画雑誌です。
手塚作品の再録が中心でしたが、
たしか数ヶ月で休刊になってしまったと思います。

てづかマガジンれお  テレビくん1

その1971年12月号に、水木しげるの「テレビくん」が再録されています。

おもしろいのは冒頭に出てくるチョコレートの名前です。

『少年マガジン』のオリジナルでは、
「青林堂の新チョコレート「ガロ」」となっていました。
『ガロ』の長井編集長に敬意を表しての命名でしょうか。

テレビくん2

ところが『れお』の再録では
「ムシプロの新チョコレート「れお」」と書き替えられています。
掲載誌にちなんだ名前に替えたのでしょう。

その後、単行本になるときにさらに書き替えられ、
「水木製菓の新チョコレート「れお」」になったようです。
なんで「れお」なの?
と思った人、そんな経緯があったんですよ。たぶん・・・

テレビくん3

テレビくん4

ドラマでは一晩中テレビを見ていた水木さんですが、
実際はどうだったのでしょう。
「テレビくん」ではテレビくんが朝から晩まで
テレビを見ている様子が描かれています。
まさにドラマの水木さんのようですね。

漫画・水木しげる | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

鉄のサムソン

「鉄のサムソン」は1962年から64年にかけて
小学館の学年誌に掲載された横山光輝のロボット漫画です。

掲載誌が学年誌のため、読者層が限られていたせいか
「鉄人28号」に比べるとマイナーな存在になっていました。
これまで単行本になったこともなかったようです。

今回、小学館クリエイティブから「完全版」が発行されたので購入しました。

カラーページもそのまま再現されていて
当時の懐かしいサムソンの姿を見ることができます。

が、しかし! またしても!

『原作愛蔵版・伊賀の影丸』や『原作完全版・仮面の忍者赤影』と同じで
トビラ絵がすべて省略されてしまっています。
「完全版」というので期待していたのに、
今回も裏切られました。

前号までのあらすじや各コマの番号まで
すべてそのまま再現されているのに
なぜ、トビラ絵は省略されてしまうのでしょう。

単行本にするときにはトビラ絵は省略すべし
という業界のキマリでもあるのでしょうか。

それに見開きも無視されています。

少々価格が高くなってもいいので、
「完全版」の名に値する本を作ってほしいものです。

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プロフィール

けいらく堂

Author:けいらく堂

映画が好きです
昔の漫画が好きです
日本語が気になります


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